エステVS美容クリニック

私が若かった頃、バブルの後になりますがまだまだ大手サロンが沢山あって、日本のエステは本当にキラキラしていました。

美容やキレイになると言えばエステですが、今の時代になりドクターが美容医療行為を行う美容クリニックが増えてきています。若い子の間でも韓国美容クリニックツアーなるものが人気なんだとか。シミ取りはもちろん二重やら糸リフトなど金額的にも気軽に医療での美容術が楽しめるそうです。

今回は更年期世代は気になる話題『エステVS美容クリニック』を見てみたいと思います。

エステの役割って何?

私ってどちらかというとフランス派。アメリカのように美容整形も許容というよりは、フランス風に手を加えずに自然に美しくありたいと思う。だからこそ私にとってエステサロンの立ち位置は大きい。でも近年の韓流やK -pop、中国ドラマ、そしてSNSや動画で美顔が世界ブームにつながり世の中は一挙に

『自然にふけるよりも綺麗でいた方が楽しめる』

に変化しつつあるかと。

日本においてもついこの前10年程前位までは整形?注入?「怖いよね〜」、「韓国行って美容整形に失敗」なんて話題もあちこち飛んでいたり…
でも今は綺麗になる為に韓国へ行きたい!という方は男女問わず多数いるかとおもいます。時代は変わりもう韓国美容ツアーが当たり前の時代なんですね。

韓国での美容クリニックのメリット

◎日本より安い
◎臨床多い分上手
◎今や韓国のほうが美容の面では進んでいる
コスメや美容機器においても、今やファッションでもそうですよね!
◎日常で当たり前のように行われているので施術後も誰も気にしないので特に隠す必要なし

韓国の俳優さんでも「整形しています」とカミングアウトされる方も増え、女優さんも「撮影の前はクリニックに行かなきゃ」と堂々と言える時代。本当に時代は変わりました。シワやシミは当たりまえ、たるみも今や望んでお金を払えば可能な限りシャープにできる時代です!

貴女はどちらを選びますか?

 

お金を払って手早くクリニックなどでお悩み改善する    VS                                 やっぱり予防!地道にケアをしながら自分の持っているものを最大限に綺麗にしたい

 

更年期世代の皆様がたはたぶん意見が真っ二つに分かれるかと思います。美容クリニックデビューは更年期世代からならやっても良い、いやむしろやったほうが良いと思っている方は多いんじゃないでしょうか?なぜなら閉経を迎えると女性ホルモンの減少でしわもたるみも目立ってくる世代に突入。誰しも通る道ですが、若いころと違い深刻に気になり始めます。

でも『シミもしわもたるみも色々気になってくるともうどこからやっていいのかわからない。』
また『どこでやっていいのかわからない』という方が多いのは若い方ほど行動力も情報も少ないのではないかと思います。

エステのメリット

ではエステってどこまで欲望を満たしてくれるのか。今はコスメ1つとってもかなり満足がいくものも多数出ております。そしてエステのマシーンも美容クリニックまではいかなくとも自然に美しさを保たせるのは可能!私は思っています。

◎リラックスで自律神経の調整が可能
◎凝りやストレスを改善
◎肌表面のケアが可能
◎何をおいても血流UPで予防につながる

40代50代は定年に向けて仕事もさらにハードな立ち位置になってくる事も多い世代です。そんな年代には顔よりも疲れ改善やストレス太りなどで体のメンテナンスをしたいという大人女性が多い。
毎日、パソコンの前に座り動かないで仕事にふけっていると血流も悪くなりがち、特に男性と比べると筋肉量も少ないのでポンプ作用も働きが少なく、こうした滞りがむくみや頭痛、こりにつながってきます。

さらに更年期世代は特に気を付けたい。なぜなら女性ホルモンの分泌が下がることでこうした循環の働きもさらに鈍化してきます。『疲れて寝たら治っていたのがリカバリーできない!』状態にもなりかねません。

エステVS美容クリニックに私はこう結論します

こうしたことも踏まえて、一番良いのは両方の行うのがベストだと思う。できてしまったシミなどは美容クリニックでの対処のほうが早い、でもその後のメンテナンスやそれらに対してでるまでの予防としても、健やかな心と身体を育み、心地よく触れられることでオキシトシンの分泌を促し、日頃のストレスを緩和する『エステトリートメント』を受けるのが一番自分にとってやっぱり最高のご褒美でありきれいさを作る素なんではないかと思います。

いつも仕事の時にでもお伝えしていますが要はシミやしわ、たるみも予防ができれば一番!そのようにするには30~40代からいや50代60代でも遅くはないです。気がづいたらすぐに定期的でこまめなケアをすることが一番なんじゃないのでしょうか。

 

更年期世代に起こる不調、先ずは自律神経を整える

遂に私も更年期世代へ突入しております。コロナ禍での不調なのか更年期なのかははっきりしませんが不調はあります。一般的に更年期とは閉経前後の10年程の期間のことを言って、人により閉経歳もさまざまなんですよ。

更年期にはどんな不調があらわれやすいのでしょうか?

イライラ,更年期

もうこれは本当に人それぞれ!
私の場合は普段はイライラしなかったことでも何となく我慢できができずにイライラしたり、気分が上がらなかったり、やる気が出なかったりなどなど、自分自身をみても『ああ、これはまさしく更年期症状か』と。

ちなみにサロンでもお客様からもよく伺う症状を挙げてみますと
『腰痛』『頭痛』『胃腸不調』『不安症』『動悸』『めまい』『耳鳴り』『ドライアイ』…言い出すとキリがないくらい。関節痛や腱鞘炎なども起きやすい。これらは閉経に伴って女性ホルモンが低下し、そのホルモンの乱れで起こると言われています。※女性ホルモンは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモンがあります。

不安症、動悸、更年期

例えば『関節炎』。女性ホルモンの1つ卵巣から分泌されている卵胞ホルモンは骨や血管を健康な状態に保ちコラーゲンの生成に働いてくれています。その卵胞ホルモンが更年期に低下することで軟骨が作られにくくなるために関節炎などの症状が起こると言われています。もちろん他に関節炎の原因がない場合です。

コラーゲンの生成と深い繋がりがある卵胞ホルモン、ということは…お分かりのようにお顔に現れるたるみもシワも更年期期間にはすごく関係してきます。

どのくらい減るのか調べてみると閉経後の最初の5年間で30%のコラーゲンが減少し、その後1年ごとに⒉1%減るという研究結果があるようです。これは怖い…。

中医学での更年期

中医学を学んだことがある皆様なら、7の倍数ってご存知かと思います。女性は7歳ごとに変化が訪れると言います。0歳で生まれ28歳で満ちその後ゆるやかに落ちてきて、42歳で白髪も見えはじめ、49歳で閉経に。

中医学で有名な書物、皇帝内径•素問には49歳で腎気が不足して機能が低下して閉経になる旨がかかれています。この腎が虚すことにより、のぼせやひえ、発汗や耳鳴り、頭痛や不眠、精神不安などが起こってきます。
※2011年に黄帝内経の刻本である1339年に作られたものが世界遺産登録されています。

中医学での更年期改善は自律神経の調整や漢方、鍼灸治療などがあげられます。更年期症状がある方は漢方薬『加味逍遙散』『桂枝茯苓丸』そしてネーミングでも有名な『命の母』などは一度は聞いたことがあるのではないかと思います。

中でも胃腸の弱い方は特に気をつけたいもの。人間は持って生まれた『先天の精』と食べ物から補う『後天の精』があります。気を補うエネルギーの消化吸収が衰えると補うことができず、バランスが崩れ症状が現れやすくなります。

私もここへきて元々弱かった胃腸の不調が顕著になり、その不調が元で様々な更年期症状につながっていることが何となくわかってきました。

よく噛んで食べること

胃腸の不調を改善するためには先ずはよく噛んでゆっくり楽しんで食べること。基本的なことです。
身体の働きで消化時には副交感神経が優位になります。慌てて食べることで自律神経のバランスがうまく取れない場合、消化不良に繋がりそれが様々な不調に繋がることも。そして自律神経の乱れを引き起こす要因でもあります。

自律神経はバランス

食は健康と美容の基本です。その基本の食を分解して吸収するには自律神経が支配する身体の消化吸収器官がスムーズに働くことが必要。だからこそエストロゲンが減ってそれぞれの働きがゆるやかに下がってくる更年期には後天の気を最大限に取り入れるべく自律神経を整える基本的な生活をおすすめしています。

何よりも心の養生を

日本で有名な養生訓を書いた貝原益軒も中国の古典本の影響を大きく受けています。健康本のバイブル本として今でも不動。幼少の頃より病弱で読書が好きだった貝原益軒は平均寿命が50歳代の江戸時代に84歳まで生きています。

その根本は病気にならないこと。

 

その為には養生訓に書かれていたように、
食欲、色欲を慎み、運動、栄養、休息を規則正しく生活すること。またこんなことも書かれています。

“心を静かにし落ちつけ、怒りを抑えて、欲を少なくし、いつも楽しんで心配をしない”

まさに自律神経を整えることですね。中医学での養生もまた然り。そして最近はまっている仏教の教えでも然り。これができたら私の小さな人生も語れそうです。

 

『フェムゾーンケア』本当に必要なの?おすすめケア方法をまとめました

今回はなかなか人には聞けないこんな話題です。

更年期前後ではフェムゾーンケアのあり方が変わってくるかと思いますが今後のケア方法を含め対処法をご紹介したいと思います。

我慢せずにケアしましょう

YouTubeが主流の今、私はまだペーパー新聞派

中日新聞の記事👇には

フェムゾーンとは膣、外陰部、肛門周りのことです。

生理中もムレや痒みなどもありますが、更年期世代はさらに乾燥や痒み、膣内の自浄作用の低下でカビなどの繁殖も増えるとの事…
さらには筋肉が少ないとか出産後、老化や自律神経の乱れからの尿漏れの症状もでてきたりします。

閉経後からは骨盤底筋の弛みや子宮などが下がることにより症状がでられているかたもいます。出産後、クシャミで尿漏れする時もあると言っていた友人もいました。

うーん、不快な症状は少しでも改善していきたいですよね。

普段予防できることはこまめにして頂き、あとは手っ取り早く上に挙げたようなそれぞれのケースに合ったお家やサロンでのケアをおすすめします。

何から始めたら良いの?

先ずは清潔に保つこと。でもデリケートな部分なので普通のソープなんかでゴシゴシ洗うものなら…痛みます。女性ホルモンが減るに。従い、フェムゾーンも分泌が減り乾燥してきますからね。

弱酸性のソープを使うことをおすすめします。

最近はフェムゾーンケア用に色々な企業からフェムゾーンソープが発売されています。当サロンでもPHが7以下の5.3のフォームを使っています。

フェムテック

弱酸性ソープを使ってのメリット•デメリット

膣には腸と同じように善玉菌と悪玉菌の膣内フローラを形成していることはご存知の方も多いかと思います。善玉菌である乳酸菌が働いているからこそ膣内を酸性にして雑菌が繁栄しないよう清潔に保たれています。

この為通常ソープの多くはアルカリ性が多く刺激が強いためフローラのバランスが乱れてかゆみや乾燥、匂いなどの不快な症状がおきやすくなってきます。

またソープは洗浄力も高く必要以上に洗い過ぎてしまうことも刺激につながります。

メリット
①刺激なく心地良く洗える
②膣フローラに影響しない

デメリット
①通常のソープに比べて高い

サロンでのVIO脱毛でより快適にできる

昨年から私のサロンでもIPLの光を用いた脱毛がスタートしました。歳と共に綺麗で快適に過ごす為にQOLの質を上げようとVIO脱毛は人気です。

VIO脱毛

VIOってVはビキニラインlは陰部のライン、Oはお尻周りのこと。

『脱毛してどうケアに繋がるの?』

私もVIO脱毛はしております。脱毛導入する前には色々な機種でリサーチしました。

脱毛してケアがしやすい。蒸れにくい。フェムゾーンがキレイになり気分も上がった。→私自身モサモサはうなじも兼ねて嫌い。

はい、脱毛することで生理でのムレやかぶれなど不快な症状が改善されたりはもちろん、いつでも水着に着替えられちゃうし(笑)

更年期世代でも脱毛することにより、清潔に保つことができ見た目も白髪を見つけるたびに落ち込むことも忘れられるので確実に不快さを減らしてくれる事は間違いなし!

新聞記事に書かれているように乾燥が気になってくるお年頃。脱毛時にはお肌の乾燥は天敵ですし、皆さんに快適に過ごして欲しいという思いの私はフェムゾーンケアも重要視しています。

たまに毛があるとビデなんかで洗いすぎてしまったりすると、洗いすぎて必要な善玉菌まで取り去ってしまうと、膣フローラが乱れ反対にカビなど繁殖しやすくなったりします。

だからこそ介護の為の脱毛とか言われていますが
より快適にこれからの衛生面においても脱毛はオススメなサロンケアなんです。

フェムゾーンのケアの本当に必要なの?のまとめ

フェムゾーンっていつも下着などで窮屈になっている部分です。専用の洗浄液で洗いお肌を柔らかにリフレッシュさせた後は、フェムケア用のミルクやオイルで保湿するのがルーティーン。

こうする事で気になる不快な症状が改善でき、VIO脱毛の効果もグーンと上がりました。私が始めた頃にはまだ介護脱毛と言う言葉もなかったですが、改めて中年期になった今日この頃、これから不快な症状が出てくる前にお家ケアとサロンケアのダブルで予防しておいて良かったと思います。

まだ隠された部分ですが
不快な症状が出てしまう前に、そして白髪になる前に脱毛することも『フェムゾーンケア』の今後の将来を見据え、快適でキレイな為に必要なケアだと思います!